イタリアを描き続けて。

家々の連なり、石畳の色、屋根の色、川の描く曲線、自然と一体化する丘の上の小さな街…
「ああ描きたい!」と思わせてくれる、素敵な風景に出会えるのがイタリア♡

画像をタップすると、スライド式でご覧いただけます。

ソラーノ トスカーナ

水彩

あまり馴染みのない街ですが、渓谷の山岳都市が大好きな私には、十分魅了的!

この辺り特有の、トゥーホと呼ばれる凝灰岩の上に聳えています。

ルッカ トスカーナ

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フィレンツェに住んでいた頃、トスカーナの数々ある素敵な街の中でも、特に好きだったところ。

よくアンティークマーケットに行ったものでした。

てっぺんに木が生えているグイニージの塔は、ナイーフの世界そのもの!

ルッカ トスカーナ

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もうひとつ、ルッカ。アンフィテアトロ広場。

街中をテクテク歩いていると、突然こんな広場に出くわす。

ローマ時代の円形闘技場が、そのまま形だけを残して、周りにぐるりと家々が並んでいる。

思わず「はあ」と、ため息が出てしまうところ。


シエナ

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トスカーナの代表的都市のひとつ、シエナ。絵の具の名前に『シエナいろ』というのがあるのをご存知ですか?

その名通りの赤茶色で美しく統一された街。扇型の広場に聳えるのが街のシンボル、マンジャの塔。

ヴィッソ マルケ

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2016年のイタリア中部地震で、大きな被害を受けたヴィッソ。

それまでは毎夏、ここで展示会をしていました。

趣のあるかわいい街だったのに、本当に残念でなりません。

フィレンツェ ポンテ・ヴェッキオ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

89年から99年まで住んでいたフィレンツェは、私の第2の故郷。若くて自由で何もかもが楽しかった頃!

アルノ川に架かる可愛いポンテヴェッキオ、何度も通りました。

ポジターノ アマルフィー海岸

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

アマルフィー海岸を代表する小さな入江の街、ポジターノ。

海辺に降りるまでの小さな階段、びっしりと並ぶお土産やさん、素敵な夏のイタリア。

実はここ、私たちのハネムーン先。笑

ヴェローナ ピアッツァ・デッレ・エルベ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

ロミオとジュリエットでお馴染みのヴェローナ。

この高台から見た赤い屋根の連なりが大好きで(どこかのガイドブックに載っていた写真ですけど!)、何度となく描きました。

ヴェネチア 

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

ヴェネチアはどこを切り取っても美しいですね。

ただ絵にするには私の場合、何故かちょっと苦手なんです。

構図が決まりすぎちゃうからかな?あ、いや、水を描くのが苦手なのか。笑

サン・ジミニャーノ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

フィレンツェに住んでいた頃、この街は行くのも描くのも大好きなところでした。

ニョキニョキ突き出ている塔が自然に絵になりますもんね。トスカーナは本当に素敵なところです。

サン・ジミニャーノ

このアングルは気に入っていて、何回となく描いています。

しっかり描き込んだ感じの風景画も好きですが、このようにサラッと描くのも好き。

アルベロベッロ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

まるで御伽の国のアルベロベッロ。

年々少し、テーマパークっぽくなりつつある感がありますが、それでもしっかり不思議な気分にさせてくれるのは、やっぱりこの街ならでは!

アッシジ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語・10月号』表紙

1997年の地震で膨大な被害を受けたアッシジですが、それ以前にはよく行きました。

ジョットによる聖フランチェスコの一連のフレスコ画を初めて見たときは、本当に感激しました。

ラグーサ シチリア

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

こういう街が大好きです。

山にへばりつくように連なっている、少し侘しい感じがするような家々を見ていると、歴史の息遣いや人々の暮らしがしっかり見えてくるような気がします。

ローマ フォロ・ロマーノ

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2014年版NHKラジオテキスト『毎日イタリア語』表紙

現在私が住んでいるオスティアは、ローマ近郊の街。時々訪れるローマは、やっぱりすごい!

これでもかっていうくらいの歴史があって、それでもいろいろな顔があって…

フィレンツェ ピアッツァ・サント・スピリト

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遥か昔、『フィレンツェ四季暦』という本を書いた時の作品。

アルノ川の反対側にある、ひっそりとしたサント・スピリト広場。

何気に好きで、よく行ったところです。